06.12.04:41
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09.17.04:15
ロシア日記は続いてますよ
昨日は久しぶりに学科のみんなが集まった。楽しかった。
深夜2時。グダグダ感が部屋中に蔓延したころ、先日部活仲間と語ったこと(男性社会だとか、男女平等だとか)を、ぽいっとみんなの中に投げ込んだら、大騒ぎになった笑 いやぁ、色んな意見があって楽しかった。
女性の政治参加に関しておれが1つ言い忘れたのは、女性が国会議員の半数を占めるまでになってしまうと、恋愛感情っていう、もはやどうしようもない問題が頭をもたげてくるのではないか笑 それは国会っていう国の方針を決定する最も重要な場所に絶対入り込んではいけない私的感情ではないだろうか。党や派閥の垣根を越えて浮気のスキャンダルがわんさか出てきそうな気が…考え過ぎかな笑 どう思う?
ま、平等が全て正しいっていうのは短絡的というか、それはおかしいとおれは思う。女性が優越する権利、男性が優越する権利があって当然だと思うし、運命的な向き不向きも絶対にあると思うし、それぞれの地域、社会にある文化的、歴史的なもの(例えば女性は土俵に入れないとか)もあるし。
前の日記と矛盾している部分もあるけれど、色んな人と話していく中で、自分の考えが再認識できて、その中で導き出したおれの結論かな、これが。
で?っていう笑 だから何と言われれば、いやなんでもないですと答えます。笑
や、いーのいーの思ったことをそのまま適当に書く場なんだからここは。笑
ただ、こういう話ってあまりにも大きいテーマで、自分に近い関係の人たち(友人だったり恋人だったり)に対してはまた全く別問題なんだな。だからこそ、こういう議論ってたまにするとおもしろいんだな笑
にしても、自分の考えを戦わせるのって、それによって自分が無知であることを痛感できたり、色んな事例や理論を使ってなんとか自分の考えを伝えようと頭フル回転させたり、おもしろいよねー
またそのうち別なテーマでバトルしよー☆ウイイレもやりつつ笑
さて、ロシア日記の続きでも書きましょうか。あ、まだ続いてましたよ。HIGEのを見ながら書いてますが笑
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8/23
さて、この体験記も折り返し地点に来たようです。
この日は土曜日って事で、学校はお休み。
でも起きたのは昼前で平日とあまり変わらない活動開始時間となった。
まずは大祖国戦争記念博物館を見学して、それからサッカーの試合を見ようと計画していました。
→(ここまでHIGEのブログのコピぺです。)
そう、大祖国戦争博物館に行ってみたはいいものの、地球の歩き方に投稿したバカ読者が完全に間違った情報を載せており、それに素直に従っていったおれらはとてつもなく迷い、結局サッカーの時間が迫り、結局博物館の前まで行って引き返すという、これ以上ない時間の無駄遣いをすることになってしまった。
しかし、後日行ってみて気づいたが、この博物館、回るのにものっそい時間がかかるので、この日急いで見なくてよかったと思う。
さて、気を取り直し、スタジアムへ向かう。キックオフは18時だ。会場は、スタジアム・ルージニキという、あのチャンピオンズリーグの決勝が行われた場所でもある。必然的にテンション↑
キックオフの30分以上前につき、適当にパンを買って腹ごしらえし、よしいくぞというときに、なんとHIGEがチケットを紛失していた。
「あれ?あれ?あれあれ?」
あせる髭男爵。無力なおれ。とりあえず、パンを買った売店に引き返すことに。
売店に近づくと、HIGEの歩行速度が40%くらいアップした。なんと、風に飛ばされるでもなく、誰かに拾われるでもなく、全くそのままの場所にそのままの状態で落ちていたのだった。奇跡。捨てる神あれば拾う神ありだ。いや、自業自得だこれは笑
ほっと一安心し、スタジアムに向かう。通り道にあった露店で、スパルタクモスクワのマフラーを買う。必然的にテンション↑
それにしても、ものすごい厳重な警備である。普通の警察に加えて、騎馬隊までいて、ロシア人の気性の荒さを物語るような光景だ。
そしてまさにそのイメージ通りのことが起こる。スタジアムの入場ゲート付近に、アウェイのディナモ・モスクワのサポーターが挑発に来たのだ。
「ディナモ!ディナモ!ディナモ!ディナモ!」
必然的に、
「スパールタクっスパールタクっスパールタクっ!!!」
小競り合い開始。それを馬で制圧する騎馬隊。馬の上からも容赦なく殴る警察。これ、ヨーロッパの試合では普通なんだろうか。。
とうことでおれらのテンションも最高潮に達しまして、めでたく18時にホイッスルが吹かれたわけです。
試合自体は、決してレベルが高いとは言えないお粗末なものではあったが、それよりもなによりも、ゴールしたときの盛り上がり、発煙筒、イスを片手で破壊する若者、などなどJリーグにはない雰囲気が非常に楽しかった。
意気揚々とスタジアムを出たが、帰り道も、地下鉄の駅まで延々と警備が両サイドに並んで立っており、歩くのがかなり窮屈だった。両サイドに騎馬隊もいたのだけれど、HIGEだけ馬に「はむっ」てされて、彼は馬にモテるらしいことがわかった。
なんだかんだでこれがロシアでの一番の思い出となった。
09.14.02:58
ビート板
昨日のウォッカにやられ、というか単純に寝たのが5時過ぎということもあり、今日は14時頃起きました。
んで、のそのそと起きて部屋を片づけ、コンタクトを作りに行き、100均で小物を買って、UNIQROうろうろして、帰ってきて、プール行って、終わりました。
しかし、金がどんどんおれから逃げていく。悲しいかな。
それはそうと、今日プールに行ってみて、ビート板を使って泳ぐのは楽しいと気づいた。一心不乱に1人で足をばたつかせていた。
明日は部活の試合を応援しに行って、その後すぐバイトです。明後日もバイトです。明々後日も、弥明後日も、といった具合に週6ペースでバイトしてます。
ものすごいお金貯まりそうですが、何せ1日せいぜい1コマか2コマなので、全然お金になりません。ましてや、1日のうちもっとも活動していたい15時ー17時あたりをごっそり持ってかれるので、ガツンと遊ぶことができずとてももどかしいです。
月10万くらい稼ぎたいので、コンビニのバイトも10月からしたいなあとか思っている今日この頃です。
さて、ロシア日記の続きを書こうか。書こうじゃないか。最近、HIGEさんのブログを見ないと、モスクワでの日々が思い出せなくなってきましたが笑
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8/22
この日は授業の後に、ツァリーツィナというバカでかい公園に行った。
おれのボキャブラリーが少ないのが非常に申し訳ないのだが、もう、広い、でかいとしか表現しようがない気がする。
ただ、逆にただそれだけの公園とも言えなくもない。笑
週末ということもあって、そこら中に花嫁姿の女性とタキシードの男性がうろうろしていた。
この日、おれは前から考えていたサッカー観戦の件を先生に相談してみた。
すると、すぐに電話で色々と情報を得てくれ、チケットが寮のすぐ近くで買えるということが判明した。女の子たちと先生と別れ、すぐにチケット売り場に向かった。
ゲットしたのは、スパルタク・モスクワ対ディナモ・モスクワの試合。スパルタクはロシアでも非常に人気の高いチームで、おれも名前だけは前から知っていたので、ラッキーだった。
初めて、ヨーロッパのサッカー(一応ね笑)を見られるというだけでもうほんとワクワクして、明日という日が待ち遠しくなった。
その後、夕方若干時間が余ったので、雀ヶ丘という見晴らしのいいスポットに行ってみることにした。
地球の歩き方にはリフトで頂上まで行けるというのでゴンドラ的なものがあるんだろうと思って行ってみたが、ガチでリフトだった。スキー場にあるやつそのまま。
ま、それでも乗れればいいやと思っていたが、冷静に見てみると、リフトが動いていない。修理中なのかなんなのか知らんが、これでめでたく歩いて登ることが決定した。
地球の歩き方には、「歩いて登ってもそれほど苦ではない」と書いてあったので、じゃあ歩こうかということになったのだが、苦以外のなんでもなかった。しかし、ぜいぜい言ってるおれらをよそに、ロシア人はきゃっきゃ言いながらすいすい登っていく。うん、単純におれらの体力がなかっただけかな。笑
頂上についてさらに少し歩くと、モスクワを一望できる高台にたどり着いた。
きれいだねー、とぼけーっと景色を眺めていると、HIGEが観光客に連れ去られた。写真を頼まれたらしい。
残されたおれは、さらにぼけーっと景色を眺めていると、確実にゲイだろうという風貌のなよっとした男と、ロシア版ブタゴリラみたいのがおれに近づいてきた。とりあえずすぐわかったのは、こいつら相当酔っている。
お前は友達だ、とかスキンヘッドがどうだ、とか色々まくしたてられ、ただでさえロシア語わかんねぇのに呂律の回っていないロシア語を2人からものすごい近い距離で浴びせられ、しかもゲイみたいなやつには耳元で囁かれるし、とうとう掘られるかなと覚悟を決めようとしたところに、HIGEが帰ってきた。
HIGEが言うには、スキンヘッドに気をつけろ、みたいなことをひたすら言っているらしく、いや、てかむしろおまえらを一番警戒してるんですが、などと思っていたら、彼らの仲間の1人がやってきて、「ごめんね~」と言いながら2人を連れ戻していった。
ふう。おれの真後ろ崖だったから、余計怖かったぜ笑 変な汗が出た。
その後、軽くファストフードを食って、帰ることに。さて、ここで、もう一回下って駅にいくか、それともここから最寄りの駅に歩いていくか。地球の歩き方の地図を見ると、なんだ、歩いて5分くらいじゃねぇかこんな距離。寮の最寄り駅に1つ近づくし、歩こう歩こう。
間違っていた。日本的感覚で地図を見てしまったために、30分以上歩くはめになった。完全におれの判断ミスだった。
その後、みんなでちょっと飲んで、ちょっと飲んだらすぐに酔いが回って来、30分くらいで部屋に戻って寝た。
09.12.04:22
寝られそうもないので
ロシア日記かくどーーーーーー
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8/21
この日、おれとHIGEは鼻息を荒くしていた。ロシアに一年留学していた友人が「一番感動した」という恐竜博物館に行くことにしていたからである。
それまで特別恐竜に関心があったわけではなかったが、ティラノサウルスとかトリケラトプスの化石が自分を見下ろしている絵を想像すると、興奮しないわけにはいかなかった。そうだ、きっとマンモスもいるだろう。
などと勝手な想像をふくらませ、昨日先生がネットで調べてくれた博物館に足を運んだ。
まず出迎えてくれたのは、海の生き物たちだった。トドやシロクマの模型から、深海の生物まで、
ん?恐竜は?HIGEの日記でネタバレしてるけど、恐竜は?
さらに進むと、オオカミやライオンなどの肉食獣や、その他ジャングルに住む動物たちがって
恐竜はどうしたんじゃい恐竜はー焦らすんじゃねえよ先生ぼくもう我慢の限界です、って
ハ、ハエ・・
ばかな!!おれたちは確かに恐竜博物館に来たはずだろうが!!こんなハエの模型を見にきたんじゃねえぞ!!くそ!!!おい、恐竜はどこなんだ!!!探せ!!!徹底的に探すんだ!!!
うん、わかったもういいわ
おい、おまえ、貴重な1日を割いて来てやってるのに、なんだその目は、反省してる者の態度かそれが。なに「ぼく原始人ですけど何か」みたいな顔してんだよおまえぶっとばすぞマジで。え?娘さんをぼくに下さいって、よくそんなみすぼらしい格好でのこのこと来たもんだな、おまえに娘はやらん、たとえ地球上におまえしか男がいなかったとしてもやらん、頭冷やせや、ってか頭洗えや
ここは、ダーウィン博物館だったらしい。生物の進化の歴史を展示してあるところだ。だから、恐竜の化石も、少しはあったが、全く想像していたものを上回らず、今日という日を無駄にしてしまった。
少なくとも、
「現代の生活」という展示はいらんだろうが。全家庭のテーブルにフルーツバスケットが置いてあると思うなよ。
さて、その後はロシアに留学している友人が、ロシア美女2人を連れてくるということで、気を取り直して会いにいった。
その後、散歩した。
眠くなってきたから終了
09.06.01:37
プール→散髪→バイト
午後、バイト前にプールと散髪に行き、その後1コマ授業をし、友人と寿司を食い、1日を終えた。友人は今、おれんちに来てウイイレをやっている。明日は内定者の会議が午後からあり、その流れで実家に帰る。
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8/20
今日は、空が澄み渡っている。モスクワの夏は、札幌と同じように湿度が低く、この日のように天気が良い日は本当に気持ちがいい。
今日は授業の後、先生と他のメンバーでクレムリンに散歩に行った。昨日行ったときは真っ暗だったが、やはり晴れているとクレムリンの印象も違ってくる。
先生の家は中心部の喧騒とは縁のない閑静な所にあった。ロシア人の家におじゃまするなんて初めてだったので、どんな構図になっているのかすこし興味があったが、至って普通の女性の部屋がそこにあった。
今日作るのは、「ブリヌイ」と呼ばれる、クレープである。基本的にクレープの中身はお好みで、先生が冷蔵庫からいくつかのジャムやサワークリームを出してくれたので、それを塗って食べることになった。
クレープには当然卵を使うのだが、先生はおもむろにナイフを取り出し、卵の上に振り下ろした。卵は、パカっと真っ二つにきれいに割れた。一同はそれを見て驚いた。日本人はこうやって割るんだぞ、と日本代表としておれが割方を披露したが、若干ぐちゃっとなって情けなかった。
クレープをたらふく食べたあと、留学している友達に会いに再び中心部に舞い戻った。友達と合流してしばらくすると、友達がロシア人のおっさんを連れてきた。名前はマックスというらしい。人がよさそうなおっさんである。
マックスにビールをおごってもらい、通りで飲んでいると、背中に羽を背負ったロシア人の女が話しかけてきた。
「私たちと写真を撮らない?25ルーブルで…」
日本円にすると100円ちょっとで、ぶっちゃけ100円で撮っちゃっていいんですかぐらいの、めちゃくちゃかわいい2人組だったが、プライドというくだらない壁が彼らを遠ざけてしまった。
「この通りでお酒飲んじゃだめなんだよ」と捨てぜりふを言って2人は次の客を探し始めた。
その後、マックスと共に大通りにあった「ヨールキー・パールキー」というレストランで飲み会を開催した。
まずは、ビールで乾杯。その後、マックスはウォッカとビールを混ぜた「ヨールシ」という飲み方を勧めてきた。これが、なかなか合うもので、結構ハイペースで飲んでしまい、さあそろそろウォッカということで、マックスのテンションもマックスに近づいてきた。
おもむろにボーイがショットグラスを運んできた。ここからが、正念場である。
ロシアの習慣では、乾杯をするときに何に対して乾杯するのか、例えば「ザ・バス(私たちに乾杯)」みたいなものを乾杯の音頭としている。因みにおれが音頭をとらされたときは、「ザ・フショー(全部に乾杯)」と言ったのを覚えている笑
そして、乾杯の前に、音頭をとる人がちょっとした小話をしてから乾杯するのが習慣らしい。基本マックスが小話をしてくれたが、途中から来てくれた日本語を勉強しているロシア人の女の子がおれの隣について訳してくれたので、大体の内容は理解できた。
とりあえずわかったのは、ロシア人は明日の仕事のことなんてどうでもいい、とりあえず今が楽しければいい、今日の夜が一番大事なんだ、ということを言っていた。
そこから5、6回乾杯しただろうか。べろっべろんに酔ってしまった。しかし、こんなに気持ちよく酔えた飲み会も久しぶりな気がした。
帰り道、マックスと2人で歩いていると、「おまえ、格闘技はやるのか」みたいなことを言われ、なぜか「やるよ」と答えたために、マックスを相手にパンチの練習をさせられるハメになった。2人とも酔っているので、特にこれに関して意味はないと思う。
ただ、マックスはおれのパンチを真剣に受け止めた。おれも、真剣にパンチを繰り出した。
「もっと肘の角度を上げろ。フラフラさせるな。固定しろ」
「ふんっっ。ふんっっ。」
「ようし良くなった」
みたいな訳のわからんやりとりを、大通りのど真ん中でやっていた。そうとうおかしい人たちだった。
次の日、絶対二日酔いだと思っていたら、案外酒が残っていなかった。
思い返してみると、マックスはウォッカを飲んだ後に、これを食べろ、それを食べろと色々と指示してくれ、彼の言うとおりの飲み方をしていたからだろう。さすが、40を越えたロシア人は飲み方をわきまえている。
因みに彼が今はまっているのは、弓道とのことだった。
09.05.04:26
バイト
体調がなかなか戻らない。風邪なのかなんなのか、喉と鼻が結構つらい。ロシアに行ってみて、自分の体が意外に軟弱なことに気づいてしまった。そして、睡眠時間もおかしなことになっている。まだ、全然眠くならない。
昨日は朝の7時くらいにようやく眠くなって、起きたら15時くらいでバイトに行かなければならない時間だった。急いで用意し、2コマこなして帰ってきた。
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8/19
この日くらいから、おれとHIGEの朝食はコーンフレークかフランスパンになった。
コーンフレークは、普通に日本でも売っているようなもので、味に文句はなかった。フランスパンは、そのまま食べるのも何か足りない気がするので、サワークリームを塗って食べていた。この組み合わせ、かなりおいしいことに気づいた。
昨日のごとく9時10分に一階に集合し、寮を後にした。
10時過ぎ、昨日のごとく授業が始まる。毎日変わったテーマが与えられ、それについて話をするのだが、今日のテーマはロシア人の休日の過ごし方ですとか、そんなものどうでもよくて、ただ1つはっきりしているのは、わからないことだらけであるという事実だけであった。
いつもの中華料理で昼食を取り、市内をHIGEと観光することにした。
基本的に、土日以外は授業後に、先生が建てた計画にそって観光もせねばならないのだが、今日は平日なのだが自由時間が与えられている。
とりあえず、ガイドブックをパラパラとし、2人の興味が一致した現代史博物館に行ってみることにした。
それは、モスクワのど真ん中にあった。赤の広場からも、歩いてそうかからない場所にある。
平日ということもあってか、客はほとんどいなかったが、かなり見応えのある博物館だった。日露戦争時のロシア側の資料や、ロシア革命の資料など(全然読めなかったけど)、興味深い展示が数多くあった。てか、ソ連時代の展示室が真っ赤っかで、自分自身も赤く染まっていくようで少し怖かった。
1階にあったショップでポスターを一枚購入した。ソ連のポスターは、なかなかクールなものが多い。
博物館の前で撮った。おれの右の頭がなぜかピヨっとしている。
外に出ると、まだ17時だった。時間をつぶすべく、近くにあったユーリー・ドルゴルーキー像を拝みに行った。モスクワを作ってくれてありがとうございました、と心の中で御礼を言った後、ごめん言ってないが、赤の広場まで歩いていった。
赤の広場は先生の計画にも当然のごとく組み込まれていたが、もう如何せんすることがねぇし、近いし、困ったら赤の広場、赤広でしょ的な空気も2人の間に流れていたこともあり、何言ってるのかわかんないけど、とにかく行ったんです。
この日モスクワは曇天で、昨日なんて20時すぎまで昼のように明るかったのに、今日は一転して空にカーテンがかけられたようである。友人の、ロシアに対するイメージである「死の国」という言葉を思い出した。ごめん微塵も思い出してはいない。
一年ぶりに、赤の広場に立った。うん、広場というだけあって本当に広い。レーニンの遺体が安置されているレーニン廟には、今度こそ絶対行こうと心の中で誓った。適当にバシャバシャ写真を撮ったところで、腹が減ってきた。
そろそろ晩飯を食ってもいいだろうということで、地下のショッピングモールみたいなところのファストフードを食った。カルトーシュカという、じゃがいもに肉やらチーズやらが挟まってるやつだったが、めっちゃうまかった。あれは日本で出したら絶対売れるぞ。
その後寮に戻り、本を読んだり、排泄したり、シャワー浴びたりしながら眠気が訪れるのを待った。