06.16.05:02
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09.08.03:00
再会
昨日は片道3時間ほどかけて、積丹半島に位置する神恵内村に行ってきた。祖父・祖母に会うためである。
バスで行くには、札幌から岩内、岩内から神恵内という形で乗り継ぐのだが、祖父が岩内まで車で迎えに来てくれた。
祖父とはメールでたまに近況報告はしていたが、直接会うのは3年ぶりで、まして一人で会いにいくのはほとんど初めてだったので、どうなるのかと若干緊張していたが、会ってしまったらそんな気持ちは吹っ飛んでしまった。やっぱおれのじいちゃんだ。
「この年になったらメタボもへったくれもねんだぁひゃっひゃっひゃ」 やっぱじいちゃんだ。
岩内から車で30分くらいで、神恵内村の祖父の家に到着した。扉を開けると、祖母が出迎えてくれた。
それから、祖父が寿司の出前を取ってくれた。ネタがほんっとに新鮮で、なまらおいしかった。最近回転寿司に行ったばかりだったから、なおさら美味しく感じたのかもしれない。
また、昼間っから500mlのビールを3本も飲まされ、話も非常にはずんだ。
印象的だったのが、祖母の話で、祖母の考えでは子供は最低3人いるのが望ましいらしい。
なぜかというと、3人いるとそこに小さな社会が出来上がるからである。その中で、喧嘩や助け合いをしていくことで、コミュニケーション力や空気を読む力がついていくものらしい。
なるほど。ただ、3人は結構大変だ。笑
食事が終わると、祖母の提案でドライブに行くことになった。
積丹の海は、昨日はいい凪だった。左手に海を眺めながら、一行は神威岬を目指した。
神威岬で記念撮影をし、ソフトクリームを食べ、再び家に戻ると、すぐ出発すべき時間になってしまった。
「スイカさ持ってけ~」「トマトも持ってけ~」ということで、大きな風呂敷にトマトとスイカが包まれた。これを持って帰るのは若干きつかったが笑、ご好意を無駄にしまいとありがたく受け取った。6時すぎ、「行くか!」の祖父の一言で、3人はまた車に乗り込み、岩内のバスターミナルに向かった。
バスを待ちながら、次はいつ会えるのか、ということを考えた。今度は春休みに泊まりにいくよ、とは言ったものの、本当にいけるのだろうか。
「もう海外さ行っちゃったら、一生会えないかもしんねぇな。」とつぶやく祖父を見て、就職したら2、3年で結婚して、即行で子供作って、はいひ孫だよっつって祖父母に見せてやろう、と心に誓った。もう、できちゃった婚とかじゃなくて、生まれちゃった婚にしよう。その方がダブルで喜べるだろう。
一旦トイレに行くために席を立ち、再び戻ると祖母が待合室のベンチからいなかった。祖母もトイレに行ったのだろうと思っていたが、なかなか帰ってこない。
「ばあちゃんは?」と祖父に聞くと、
「あっこに(あそこに)並んでら」
祖父の指差す方を見ると、一際小さな背中が目に入った。祖母が乗り場に並んでいた。おれの席を確保してくれようとしているのだ。
おれは慌てて祖母のところへ行き、「いいよいいよ、座れるから大丈夫だよ」といい、祖母を待合室に連れ戻した。
19時8分。札幌行きの最終バスが、ターミナルにゆっくりと進入してきた。
「じゃあ、また来るからね!ありがとう!」と2人に言い、バスに乗り込んだ。
姿が見えなくなるまでこちらに向かって手を振る2人を見ていると、あまりにも心が温かくなって涙がでそうになった。
その一方で、ただでさえ小さい祖父母の姿が、さらに小さくなっていくのが何となく切なかった。
……ちょっと泣く、
全米が泣いた
北海道行きたい
〉ミゾグ
今日はありがとう 今初スープカレー食ってる
〉久本
ごめん、全米は泣いてないわ
〉みやこ
今はいい時期だわ~
なみだでる。。。はなみずも。
ティッシュティッシュ!
>うっちー
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